タマミジンコ飼育の始め方|早期の爆増を目指すなら古水を再利用する

このページでは【水槽を新規に立ち上げて、タマミジンコの繁殖をスタートさせる手順】を解説していきます。

水槽と飼育水の準備

タマミジンコを購入する前に、水槽を立ち上げておきます。大きい容器の方が、より多くの爆増を目指すことが可能です。

飼育水には、メダカの水換えで発生した古水を使います。増えやすさに少し差が出てきますが、用意できない方はカルキ抜きした水道水だけでもOKです。おそらくですが、バクテリアが影響していると考えています。

私も全ての飼育水を古水で用意するのは大変なので、【カルキ抜きした水道水+古水】をミックスして準備しています。

コチラはNV13での繁殖の様子です。容器が小さいので全て古水で立ち上げました。4gほどのタマミジンコを入れて、1週間くらいでこのくらいの爆増に成功しています。

エアレーションは弱め

エアレーションの目的は2つあります。

  • 飼育水への酸素供給
  • 飼育水の攪拌

タマミジンコは水流が苦手なので、エアレーションの泡周辺には近寄りません。なので、エアレーションはかなり弱めにしています。

コチラは60リットルタライですが、端の方に少しだけ気泡が出るようにしています。

憶測にはなりますが、エアレーションは中央に設置したほうが良いと思います。中央➡水面➡側面➡底という流れの水流が出来て、全体を効率的に攪拌してくれるはずです。

タマミジンコの水合わせ

水槽の準備が出来てタマミジンコを仕入れたら、さっそく水合わせをしていきます。やり方はメダカと一緒で、先に水温を合わせて、あとから水質を合わせていきます。

具体的にはタマミジンコが入っていた袋ごと飼育水槽に1時間ほど浮かべて、水温が同じになるまで待ちます。

その後は水槽の水(100mLくらい)を袋に入れて5分待つ、これを5回ほど繰り返せば完了です。あとはタマミジンコごと袋の水を全て水槽に入れましょう。

増えてくればもっと雑に移動させますが、最初は数が限られているので丁寧に扱ったほうが無難です。

餌を与える

タマミジンコを水槽に移したら、エサの生クロレラとドライイーストを与えて完了です。